INTRODUCTION イントロダクション

鳥山明ワールド最高峰クオリティ[伝説の名作]が、奇跡の映像化!

「DRAGON BALL」「Dr.スランプ」など歴史的作品を全世界へ送り出してきた漫画家・鳥山明の作品の中でも、“圧倒的完成度を誇る名作”と称される漫画『SAND LAND』。魔物と人間が共存する、水を失った摩訶不思議な砂漠の世界を舞台に、ワルだけどピュアな全身ピンクの悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオと奇妙なトリオを組んで砂漠のどこかに存在する“幻の泉”を探す旅に出るという冒険ファンタジー。2000年に「週刊少年ジャンプ」にて短期集中連載され国内外で人気を博した。個性的でユーモア溢れる人懐っこいキャラクター、メカニック、そしてストーリーが凝縮された鳥山明ワールド全開の本作を、サンライズ×神風動画×ANIMAという実力派制作陣の満を持しての集結によりついに宿願の映画化。<伝説の名作>が、2023年夏、<鳥山動画>となってスクリーンへ登場する!

STORY ストーリー

魔物も人間も水不足にあえぐ砂漠の世界<サンドランド>。悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官ラオと奇妙なトリオを組み砂漠のどこかにある「幻の泉」を探す旅に出る―。

ベルゼブブ

悪魔よりワルだなんだなんてゆるされるとおもうか?

ラオ

オレなんか・・・まだガキだな・・・

シーフ

さすがのワシもこんなの初めてじゃ!

CHARACTER & CAST キャラクター&キャスト

ベルゼブブ

BEELZEBUB ベルゼブブ

悪魔の王・サタンの息子で、ゲームや機械が好きな悪魔の王子。約2500歳。自称“極悪の悪魔”でイタズラはするが、人を殺めるようなことはしない。少年のように純粋な心の持ち主。人間とは比較にならない身体能力を持ち、他人の心を読んだり、脳で会話したり、悪魔故の能力もある。

CV:田村睦心

COMMENT
鳥山明先生といえば子供の頃から大好きだった作品を生み出した方でとんでもなくすごい伝説の方で、オーディションでの音声を先生にも聞いていただけているなんて…それだけで夢のようでした。アフレコに臨む段階でようやく実感がわきました。『SAND LAND』はベルゼブブという悪ぶっているけど、ピュアで心優しい悪魔が主人公なのですが、彼の選択ひとつひとつがとても気持ちがよく、演じていて本当に楽しかったです。人間のラオとの信頼感や、シーフとの友情のような主従のような感じ、それ以外の登場人物や敵との遭遇、彼をとりまく奴らとの色々なやりとりがとてもワクワクし、観どころがたくさんです!ぜひいろんな方に『SAND LAND』のベルゼブブという悪魔の良さを知ってもらいたいなと思いました!
ラオ

RAO ラオ

初老の保安官。ただの人間だが、正義感が強く、水不足にあえぐ人々を救うため、魔物に協力を求めて「幻の泉」を探す旅に出る。トンファーを駆使して戦う姿は、全く年齢を感じさせない。
昔の経験からか、戦車の扱いにも長けている。何か秘密を抱えているようだ。

CV:山路和弘

COMMENT
ある人間の私利私欲に依る環境の破壊。大爆発により水が干上がり砂漠の世界となった。
そして今、幻の水源を求め旅に出るラオ、ベルゼブブ、シーフ。だが、ラオには苦い過去がある。
物語の所々に現れるラオの後悔の記憶は、この風景と同じ一滴の水も無い。死んだ妻の写真も焼失し、当時人気だったお陰で残った雑誌のグラビア写真を大事に持っている(ここ、私のお気に入り)。ラオの豪胆にして寛容、正義感の強いロマンチスト振りが小気味良かった。そして収録中、何度も胸が熱くなった。鳥山先生の生きとし生ける物への愛情が心を潤してくれた。
皆さんも是非体感して欲しい。
シーフ

THIEF シーフ

ベルゼブブのお目付け役の魔物。盗みが得意で物知り。サンドランドで起きた様々な知識を持っている。ベルゼブブより少し年上で、見た目も老爺そのものだが、意外にも好奇心は旺盛。
当初はあまり乗り気ではなかった割に、旅の道中はしゃぐこともある。

CV:チョー

COMMENT
気の知れた大好きな人達といっしょにお仕事が出来て幸せです。
『SAND LAND』という、水っ気のないカラッカラの世界ですが
登場人物はみんなクセのあるコテッコテの人ばっかり。
どんな仕上がりになっているのか楽しみです!!
アレ将軍

アレ将軍

国王軍の将軍で、ゼウ大将軍に次ぐ地位がある。若くて優秀で、30年前に亡くなった父親の後を継いで軍人になった。突発的な非常事態にも臨機応変に対応するなど、高い指揮能力を誇る。職務に忠実で真面目な一方、自身に非があれば素直に認める柔軟性を持つ。

CV:鶴岡 聡

COMMENT
映画化、おめでとうございます。この生き方をしていて一度は飛び込んでみたいと願う鳥山明先生の世界に参加できて大変光栄です。アレの実直さや、それ故の苦悩を自身と照らし合わせた時に、彼がとても愛おしく感じ、そして生きとし生ける者にとって不可欠な「水」というテーマと向き合った時、節水を更に真剣に考えられる様になりました。僕は鳥山先生が描く車やロボット、それぞれが所持している機械などのメカが特に好きで、こんなのがあったらなぁと今でも思います。シリアスな中にギャグ要素もふんだんに盛り込まれた『SAND LAND』の世界を是非、映画館の最高の音響とスクリーンで一緒に楽しみましょう。
ゼウ大将軍

ゼウ大将軍

悪知恵が働く国王軍の大将軍。国王に取り入り、実質サンドランドを支配している。水を独占し、様々な悪事を画策してきた。かなりの老齢だが、己の身体を機械化して命を長らえている。どうやら過去にラオとの因縁があるらしい。

CV:飛田展男

COMMENT
今回の僕が演じさせて頂いた役は、まさに絵に描いたような悪役『ゼウ大将軍』。しかもその舞台は鳥山明先生の世界!燃えます!ムラムラと内なるエネルギーが湧きまくります。強敵ゼウを演じる身として「やり切れるのか?」「あの絵を受け止め、支え、弾けられるのか?」… と思いながらベルゼブブやラオたちと文字通りなりふり構わず走り抜いた『SAND LAND』ワールド。ぜひとも映画館で、大画面・大音量でお楽しみください!元気が出ること間違いナシ、オススメです!
アレ将軍

アレ将軍

ベルゼブブの父であり、
魔物たちを束ねる大魔王。

CV:鶴岡 聡

COMMENT
まず素晴らしい作品に携われて幸せに思います。 なんとサタンですぞサタン!これほどの格式を持つ役は滅多にやれません。 主人公は息子であるベルゼブブ。そして、ベルゼブブの目には…サタンはどのように映っているのでしょうか。 彼が想像もできないほどの古より数多の経験を積み、そして今なお眼前に君臨する悪魔の王。 声優として私の仕事は、凄むことでも脅すことでもありません。この、シナリオに無いサタンの凄み、をオーディエンスになんとなく、理由もなく感じていただくこと。 それが上手くいけばまず任務は果たせるかと思います。ところがコレがなかなかむつかしい。 立派な声を出してればいいと思う方も多いでしょうが、それで済むならプロの声優は要りません。 今回は腕っこきの職人揃い、どんな冒険絵巻が繰り広げられるのか。 仕上げをとくと、ご覧じろ!
スイマーズ・パパ

スイマーズ・パパ

海パンに水泳用ゴーグルという出で立ちの悪党一家・スイマーズのパパ。
スイマーズと名乗りながら、水不足のために泳いだことのない3人の息子(パイク・シャーク・グッピー)と共に、ベルゼブブたちに懸けられた懸賞金を狙う。

CV:飛田展男

COMMENT
鳥山先生の作品で幼少期から育った身としては、今回の『SAND LAND』への出演はとても嬉しかったです。
パパと呼ばれてはいますが、父親ではなく親分寄りの存在だとは思います。
しかし、部下という名の息子たちを本当の家族のように大切に想いながら演じています。よろしくお願いします。

STAFF スタッフ

監督
横嶋俊久
ディレクションアドバイザー
神志那弘志
脚本
森ハヤシ
音響監督
岩浪美和
音楽
菅野祐悟

MUSIC 主題歌

岐阜出身 22歳の“新世代男性アーティスト”
音楽活動開始わずか1年でTikTokで楽曲をバイラルさせ2021年12月にメジャーデビュー。
2022年にはCM主題歌やドラマタイアップにも大抜擢されるなど今ティーンから絶大なる人気を得ている。「NIGHT DANCER」は韓国配信サイト“Melon”で J-POP初のTOP20入り を果たし、SpotiifyバイラルチャートTOP50に 31カ国 ランクインするなど世界各国でもバイラル中。2023年3月30日には初の有観客ライブ『POP OVER』は追加公演共にチケットが即完売。今秋に自身初のツアー『imase 1st Live Tour』の開催も決定している。

COMMENT
僕自身、初の映画主題歌ということで本当に嬉しかったですし、さらに、自分が小さい頃から見ていた「ドラゴンボール」を描かれた鳥山明先生の作品ということで夢のようなオファーだなと思いました。原作の初版発行日と誕生日もすごく近くて、運命的だと思いました!
ベルゼブブは2500歳で、僕は22歳ですけど、同級生ですね!(笑)
楽曲は、作品のワクワク感は損ないたくなかったので、ストリングスやブラスの音で華やかに演出できたらということと、冒険を演出するために何が大事かを考えて、バンジョーやマンドリンといった音でワクワク感を演出できるかなと考えて、そういった部分を意識して制作しました。
また、作品を通じて、自分自身を大切にすることが大事だというメッセージを感じたので、歌詞の「愛してたいね myself」という部分は、この曲の中においても、作品にとっても、大事になってくるフレーズだと思っています。